【 "Junk-Cat" Detail 】
【Date:2014/7/26】
歌:GUMI
作詞:がらく太
作曲:Twilight Rainbow
編曲:Twilight Rainbow

檻の中から 恨めしそうに
塀の上を見上げる家畜達
まるで平和を唱った ああ動物園ね

近寄りたいか 分からなくって
やさしくもない私の口には
爆弾しか無いからそれを投げ入れた

色眼鏡と 勘違いの
雁字搦め断ち切って

一息で叫ぶ愛してるって
閉ざされた世界(ココロ)を拓く合い言葉(キーワード)
心(ヒト)と心(ヒト)の間に壁なんてない
ただそんな絵空事を抱いて


雄の群(アチラガワ)から
雌の群(コチラガワ)から
楽しそうに聞こえる喋り声
まるで言葉を使った縄張り争いね

井戸の中から 鳴き合いながら
空の雲を見上げる蛙達
隔離されたテリトリーの中の安寧

増長と 勘違いで
編まれた誇張物語(イルミネーション)

虚飾纏う美談に反目を
深く爪を立てて差し上げましょう
馴れ合うつもりも端からないけれど
歩み寄れそうな気がしないわ


食い散らかされた平穏なんて
甘いだけの誘惑

堕落して肥えた家畜になって
衰退してまた平和の肥やしに
緩やかな安寧の一生(ループ)の中に
溶け込み自堕落(トビコミジサツ)するのも良いわ

独りきり叫ぶ孤高の歌に
閉じられたドアを開く鍵はなく
耳障りな声を不気味に響かせ
真夜中の闇に消える Junk Cat