歌：初音ミク 鏡音リン 鏡音レン 巡音ルカ
作詞：Twilight Rainbow
作曲：Twilight Rainbow
編曲：Twilight Rainbow

もしも　もうこの世界すら　終わりを迎えた後だとして
何処の誰が観ているだろう　静かに流れた僕らの名を
遠く　もう君の名前も　産まれる前から忘れていて
此処で僕が生きることさえ　君の証には頼りないな

遥か遠い世界の始点は　どれほど勇壮な旅立ちで
遥か遠い世界の果ては　涙でさえ語れず

終わる命を積む礎を　一つ　一つ　築き上げてゆくこと
意味を問うた誰かの声も　そっと大地に還るでしょう
いつか僕の名も刻むそれは　今も然り　流れ続けていく
深く広い幕に映した　未だ終わらぬエンドクレジット


そうさ　ほら、誰も彼もが　最後まで観ようとはしないね
急ぐ用があるのでしょうか　見知らぬ彼の名がまた一つ
そして　ほら、隣に座る　君もまた席を立とうと言うの
僕はもう少し観ていたい　見知った君の名がまた一つ

遥か広い宇宙の彼方で　流れた君の名は見えずとも
遥か広い宇宙の此処で　感じたんだ　確かに

始まる命を送り出す窓　開き　閉ざし　繰り返してゆくこと
意味を問うた誰かの声も　そっと風がさらう事でしょう
いつか僕の名も刻むそれは　始まりも霞んだ昔から
無限の名を綴り連ねた　未だ終わらぬエンドクレジット


僕が席を立つ理由さえ　自分でも分からないけど
終わりまでは観られないから　想い馳せよう


寄せては反す命を湛えて　ゆらり　ゆらり　揺蕩い続くこと
意味を問うた誰かの声も　そっと波間に沈むでしょう
言の葉紡ぐ命の熱が　きらり　きらり　眩く昇ること
意味を問うた誰かの声も　そっと光に溶けるでしょう
いつか僕の名も刻むそれは　やがて訪れる彼の終わりへと
ただ静かに虚空を埋める　未だ終わらぬエンドクレジット

今の僕に出来る何かは　比べるにも小さ過ぎるけれど
この世で生きて来た事　重ねた想い　確かに　此処に

心が信じたものを（此処で）
いつまでも抱いて往き給え（生きて）
果ての先を超え往く時は
それらの全てを愛すでしょう

過去へと流れ行くもの（過去へ）
明日に抱かれ生まれ出るもの（明日へ）
君と一つになる時には

新たな世界を迎えようか